とっても身近な心身症②緊張型頭痛

みなさん、肩こりありませんか?

肩こりが度が過ぎると・・・それは、『緊張型頭痛(心身症)』です!

じつはとても多い緊張型頭痛

「緊張型頭痛」はじめて聞いた。という方も少なくないと思います。

世の中には「頭痛もち」の方が多くいらっしゃいますが、その中でも多くの方は、「自分は片頭痛持ち」と思っているのではないでしょうか?もちろん片頭痛の方も多いのですが、それ以上に緊張型頭痛が多いのは意外にも知られていません。(片頭痛の有病率(一般人口のうちどれくらい病気を持っているか?)は8.4%、緊張型頭痛は21.7%と実に倍以上の多さです)

緊張型頭痛の診断

緊張型頭痛は、簡単に言うと肩こりのひどい版です。
昔は筋緊張性頭痛とか筋収縮性頭痛などとも言われていました。

緊張型頭痛の診断は「国際頭痛分類」という分類にしたがって行います。

項目を少しだけ挙げると・・・

・頭痛は30分ー7日間持続する

・頭痛は以下の特徴の少なくとも2項目を満たす
 -両側性
 -性状は圧迫感または締め付け感(非拍動性)
 -強さは軽度~中等度
 -歩行や階段の昇降のような日常的な動作により増悪しない

・以下の両方を満たす
 -悪心(吐き気のことです)や嘔吐はない(食欲不振を伴うことはある)
 -光過敏や音過敏はあってもどちらか一方のみ

といった感じです。

現代、特にPCなどを使う人はずっと一日中座って、同じ姿勢でいたりなどして、この緊張型頭痛になっている方が非常に多いといわれており、現代病の一つです。

緊張型頭痛とストレスのとの関係

冒頭で、緊張型頭痛(心身症)と挙げました。

緊張型頭痛は代表的な心身症の一つです。発症のメカニズムについては諸説ありますが、心理精神的ストレスが悪化の一因といわれています。

またそれ以外にも、肩の血流不足や神経過敏などの可能性も指摘されています。

緊張型頭痛の治療

緊張型頭痛の治療法にも薬物療法と非薬物療法があります。

残念ながら緊張型頭痛に対する特効薬はありませんが、一般的には消炎鎮痛剤がよく使われます。しかし、これも漫然と使用していると、薬剤乱用頭痛の原因になったりしますので、注意が必要です。

加えて、抗うつ薬や筋肉を和らげる薬も用いたりすることもあります。

非薬物療法では、頭痛体操などといった運動療法やリラックスを促すリラクセーション法なども行われています。

まとめ

肩こりを病院受診せずに整骨院や鍼治療などに通っている方は非常に多いと思います。あまりにひどい肩こりの場合、緊張型頭痛の可能性もありますので、一度病院を受診してみてはどうでしょうか?

※この場合の相談先は、一般のかかりつけ医の先生でも良いですし、
 内科もしくは一部の神経内科、 (精神科ではない) 心療内科が望ましいです。

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