緊張型頭痛の治療法 片頭痛とは違う!?

世間では頭痛=片頭痛と考えられがちですが、実は緊張型頭痛は意外と多いことが知られています。

今回は、緊張型頭痛の治療法についてまとめます。

頭痛のイラスト

緊張型頭痛とは?

緊張型頭痛とは平たく言うと、肩こりの酷いものです。以前は緊張性頭痛とか、筋緊張型頭痛などと呼ばれていました。

通常、肩こりを診てもらいに病院に行く人はいないと思いますが、これが酷くなるとしつこい頭痛になることもあり、これが緊張型頭痛です。

そんな訳で片頭痛とは頭痛の場所や起こり方が異なります。

例えば場所に関して言えば、
片頭痛は頭の前の方(「片」とついていますが、両側に起こることもあります)が多いのに対して、緊張型頭痛は後頭部から頭全体の痛みが主になります。

緊張型頭痛の非薬物療法

緊張型頭痛には片頭痛と違って、特効薬がありません。

したがって、非薬物療法がメインになります。

具体的には頭痛体操などの理学療法、認知行動療法などの精神行動療法、鍼灸などがあります。ガイドラインには、なんと「タイガーバーム」や「ハッカ油」も載っています!

この中で比較的エビデンス(効くという証拠)があるのは、筋電図バイオフィードバックや頭痛体操です。

ただし、筋電図バイオフィードバックは専門的医療機関でしかできず(筋電図をつけながら、筋肉の緩め方を筋電図の動きを目で見ながら工夫・習得する方法です)、日常では実施できません。

むしろ個人的には頭痛体操の方をお勧めします。

頭痛体操のやり方はこちら

http://www.jhsnet.org/pdf/zutu_taisou.pdf

緊張型頭痛の薬物療法

緊張型頭痛の薬物療法は頭痛時の発作薬と頭痛を起こさないための予防薬にわかれます。

発作時は通常の痛み止め(非ステロイド性消炎鎮痛剤)が、唯一の治療です。ただこれも使いすぎると薬剤乱用頭痛の原因となるため、週に数回の使用にとどめるのが望ましいでしょう。

予防薬としては抗うつ薬や抗不安薬、筋弛緩薬などが用いられ、これらはいずれも先の研究でエビデンスが示されています。

まとめ

緊張型頭痛は代表的な心身症の一つです。

最近肩こりがひどく、「緊張型頭痛」じゃないのかな・・・?と思って病院にかかる前に、どのような診断・治療があるか、確認しておきましょう。

こちらもどうぞ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA