臨床心理士/公認心理師とのウマい付き合い方

心療内科を受診すると、必ず心理士の先生がいて、、、カウンセリングを受けて、、、と思っている方も少なくありません。

実は心療内科に受診していても、心理士(心理師)に会っていない人は非常に大勢います。

今回は 心理士(心理師) とのウマい付き合い方について解説します。

※今回の記事では臨床心理士・公認心理師を合わせて「心理職」とします。
 臨床心理士・公認心理師の違いは、今回は触れません。
 また 臨床心理士・公認心理師以外でもカウンセリングのようなことをやる方もいますが、その是非についても今回は触れません。

医療における心理職の仕事

心理職は実は医療以外にも教育・司法など様々な場所で活躍しています。我々心療内科医は当然医療系の心理職との関りが一番深いですが、逆に心理職の方々では医療系に進む方はむしろ少数派です。

加えて、学校では心理全般の勉強をして卒業、資格(民間・専門)を取ってこられますが、医学知識の部分も一部学んではいますが、むしろ実際に働きながら、必要に応じて、その領域の医学知識を学んでいく方が多いようです。

医療に携わる心理職の仕事のイメージというと、なんといっても

カウンセリング!

となりそうですが、実はそれ以外の仕事もたくさんしています。

例えば心理検査。患者さんが受診間もない場合には、どのような人となりか、心理面の傾向など、話すだけではわからない部分もあり、そういった詳しい部分は心理職が検査をすることによってより詳細に理解されます。

他にも、医療スタッフへのアドバイザー的な役割であったり、医療チームの一員として活動したりすることもあります。

心理職にカウンセリングを受けるには?

最初に述べたように、心療内科に受診するすべての患者が、心理職によるカウンセリングを受けるわけではありません。むしろカウンセリングを併用している人のほうが少数派です。

また心療内科のクリニック(ここでは精神科とは区別します)で、常勤の心理職を雇っているほうが稀で、非常勤であったり、クリニックによっては、そもそもいないところも多くあります。

総合病院であれば、心理職がいることが普通ですが、それでも心療内科だけに専属というケースはむしろ珍しく、病院内を横断的に行き来して関わっていることがほとんどです。

心理職のカウンセリングを受ける場合、

①自分から希望する場合

②先生から打診される場合

の2つのパターンがあると思います。

①については、先生の診察時間が短い、相性が悪くて、薬だけだしてもらって、他は別の人に話を聞いてもらいたい、、などあると思いますが、叶うかどうかは、当然ですが主治医の判断になります。(そもそもクリニックに心理職がいなかったらできませんし…)また同じ施設内でなくてもカウンセリングを別に(自費で)受けることも可能ではありますが、その場合には、情報共有がなされないため、同じ話を二度しなければならないことがあるという事は知っておいていただきたいと思います。

まあ②の場合には、基本的には金銭面での問題がなければ、基本お願いするのが望ましいでしょう。何らかの理由があって、カウンセリングの併用をおススメしているわけですから…。ただし、この場合にも、費用や頻度の面など予めよく相談して受けられることをお勧めします。

心理職のカウンセリングでこころがけること

心理職のカウンセリングには、ほとんどの場合、枠組みがあります。

例えば2週間に1回、1時間のカウンセリングなどです。

それを頻回にしたり、1時間をこえたりなどは、基本的にはありません。

したがって、その決められた枠組みの中で、最大限カウンセリングの効果を期待するのであれば、患者さん側もある程度の準備が必要です。

もちろん、カウンセリングの心理職の先生も、様々な心理療法の流派がありますので、課題(宿題)のようなものが出るようであれば、それを行っていくことが良いと思いますし、特に課題がない場合にも、各カウンセリング毎に話し合う議題(アジェンダ)を設けることもあると思います。

自分が希望するものを伝え、話の内容をある程度整理していくのが良いでしょう。

まとめ

心療内科での心理職との付き合い方についてまとめました。

心理職のカウンセリングを受けている方は、決して多くはありませんが、もし機会があればお役に立てば幸いです。

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