全て見せます!心療内科の問診票
今回は、あまり知られていない心療内科の問診票について解説します。
全て見せます!心療内科の問診票
心療内科の問診票をご覧になられたことがある方は、あまり多くないのではないでしょうか?
早速ですが、公開します!
(ここでお示しするのは、あくまで一例です。)



どのような感想をもたれたでしょうか?
「多いな・・・」
「細かすぎっ!!」
「こんなことも答えるの?」
さまざまな感想があると思います。
実際に、問診票に対する患者さんの反応も十人十色です。
問診票の書き方のコツ
病院にかかるときの問診票は、非常に大切です。ここでは、問診票の書き方のコツを解説しましょう。
そのコツは「より詳しく!より具体的に!」です。
こちらでも解説したように、心療内科は内科ですので、基本的には何らかの身体の症状を訴えて来院されていることが多いので、当然ながら症状に関して出来るだけ詳しく、具体的に記載して頂くことが望ましいです。
もちろん、その後に問診がありますので、医師から不明な点やより詳しく知りたいてんは確認が入りますが、ほとんどの病院・クリニックでは事前の問診票を、医師が確認した後に診察しますので、問診票の内容をしっかり書いておくほうが、より診察がスムーズです。
あるいは、自分の症状を書いたメモを持ってくる患者さんもいます。これを問診票に書き写す(もしくはコピーを一緒に渡す)のも有用でしょう。
心療内科問診票の特徴・・・それはストレス!
心と身体の関係を見ていくのが心療内科ですので、それに関連する項目があります。加えて、生育歴や学歴なども、普通の内科の問診票にはないところでしょう。
加えて、最も特徴な点は、ストレスに関連する項目があることです。
心身症は「ストレスに関連するからだの病気」ですので、ストレスを患者さん自身がどのように感じているか、またそれに対して現状でどのように対応しているか(ストレスコーピングといいます)を確認することになります。
まとめ
心療内科の問診票をご覧頂きました。クリニックなどでは時間の節約のために、ホームページなどで問診票を公開しているところも多いですので、近くで受診される際には一度見てみてはいかがでしょうか?