日本発の心理療法①森田療法

心理療法の数は一説によると500以上ともいわれていますが、そのうち日本で開発れた心理療法も少なくありません。

今回は、日本で生まれた心理療法のうち、最も有名な『森田療法』について取り上げます!

羽毛布団をかけて寝る人のイラスト

森田療法は日本人の精神科医が発明した心理療法

森田療法はその名の通り、日本の精神科医 森田正馬が開発した心理療法です。

自身が「神経症」でもあった森田はその対応を考えるうちに「とらわれ」の機制というものに気が付き、この「森田療法」を編み出したといわれています。

結構ハード!?森田療法の実際

森田療法の名前は聞いたことがある人も多いと思いますが、実際にどのような治療が行われているか詳しく知っている方はそう多くはないのではないでしょうか?

最も正式な森田療法は以下の4つの期間からなります。

第一期:絶対臥褥期 ほとんど寝て過ごす時期

第二期:軽作業期  庭の掃除や軽い運動など少しの作業を行う時期

第三期:作業期 軽作業期より本格的な作業を行う時期

第四期:社会生活準備期 日常生活・社会生活に戻れるようにリハビリする時期

これをおおよそ三か月の期間をかけて行うのが、最も正式な森田療法です。

しかし、実際には現代の医療制度の中でこれをすべて行うのは難しいため、外来でも行えるような形で少し形を変えて行われていることがほとんどです。

森田療法のキーワード「あるがまま」

森田療法では「あるがまま」というのがキーワードです。

さまざまな「とらわれ」や欲望がある中で、それらを「あるがまま」にすることは非常に難しいのですが、それを体得することが森田療法の究極の目標です。

まとめ

現在、日本で森田療法を本格的に受けることができる施設は非常に限られていますが、森田療法のエッセンスは、ほかの心理療法にも良く取り入れられています。

「あるがまま」に生きることは難しいですが、この概念を知っておくことは、きっと何かの役に立つかもしれません。

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