心身相関ってなに?

今回は心療内科、心身症を語る上で、必ず覚えておきたい「心身相関」について取り上げます。

ズバリ、心身相関とは?

心身相関(しんしんそうかん)とは、『心と身体が互いに影響を及ぼしていること(心と身体の関係性)』を指します。
以上!!

ではさすがに何のことか分からないので、具体的な例を挙げて解説しましょう。

心と身体の関係性・・・

例)

困る表情のイラスト3(男性)
Aくん 20歳男性 大学生 病名:過敏性腸症候群(心身症)

Aくんは大学生です。普段は部活でスポーツなどをして活発に過ごせますが、唯一苦手なことが・・・。それは試験。試験前になると必ずといっていいほどおなかが痛くなり、下痢になってしまいます。これをはじめに感じたのは高校の定期試験のとき。そのときにはトイレに駆け込んで何とかなりましたが、それ以後、試験の度に同じようなことを繰り返しています。大学受験も別室受験で何とか切り抜けました。しかし、今後の就職活動を控えて、また同じようなことがおきるんではないかと心配になっています。

こんなこと、自分あるいは身の回りにしばしば経験するのではないでしょうか?

典型的な過敏性腸症候群(心身症)で、心療内科の外来にも、よく受診されます。

このAくんを例にとると

こころ→からだ 
不安・緊張 → → → 腹痛・下痢

からだ→こころ
腹痛・下痢 → → → 不安・緊張

という悪循環に陥っていることが分かると思います。

からだとこころ 両面へのアプローチが可能な心療内科

過敏性腸症候群は体質的な要素も否めませんが、それ以上にこういったこころとからだの関係性の悪循環が病気を長引かせていることも比較的よく経験します。

したがって、心療内科の治療においては、

からだへのアプローチ:下痢止め・痛み止め

こころへのアプローチ:向精神薬・心理療法

をからだとこころ両面からのアプローチが可能で、悪循環を断ち切ることが出来るわけです。

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