片頭痛と思っていたら…危険な頭痛!ワースト3

片頭痛は代表的な心身症の一つです。
しかし世の中には「片頭痛」という言葉があふれかえっていて、実際には片頭痛でないにも関わらず、片頭痛と思っているかたを非常に多く見かけます。(これは「めまい=メニエール病」と同じです)

今回は、片頭痛と思っていたら、危険な頭痛だったワースト3を発表します!

頭痛のイラスト(男性)

第三位 薬物乱用頭痛

第三位は薬物乱用頭痛です。この「薬物乱用頭痛」、特に命にかかわるということはないですが、片頭痛と思って薬を飲み続けていると、逆に薬が原因で頭痛が発症するという何とも厄介な病気です。

頻度は一般人の1~2%と決して高くないのですが、頭痛外来に通っている方に限定すると海外の報告では多いものだと30~50%もの方が薬物乱用頭痛だったという報告もあります。

治療は薬剤を減らしていくことになるのですが、急な断薬は危険であるため、必ず主治医と相談して少しずつ原薬・断薬するのが理想です。

第二位 急性緑内障発作

第二位は急性緑内障発作です。なぜ目の病気?と思われた方もいるかもしれせんが、実際に緑内障で頭痛や吐き気が出ることはしばしばあります。(特に「急性緑内障発作」の場合)

もちろん目の痛みや充血、かすみなどの目の症状が出てくることが多いのですが、頭の病気と思っていたら目の病気ということもあり、しかも急性緑内障発作は失明に至る病気でもありますので、侮ってはいけません。

第一位 くも膜下出血出血

第一位はくも膜下出血です。 これは予想できた方も多いのではないでしょうか?

くも膜という脳を覆う膜表面に動脈瘤の破裂もしくは外傷などによっておこるもので、特徴的には頭全体にバットで殴られたような頭痛という訴えをされることが多いです。

ただ実際にはくも膜下出血は診断が非常に難しく、特に発症早期はCTなどの画像検査では検出できないこともあり、注意が必要です。

まとめ

普段から頭痛持ちの方は特に、「あぁまた片頭痛だわ…」と甘く考えがちです。

しかし片頭痛の診断や治療には一定のルールがあり、それと異なるタイプの頭痛や異なる経過は片頭痛以外の病気の可能性も考えなければなりません。

肝に銘じておきましょう。

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