とっても身近な心身症⑥甲状腺機能亢進症

今回取り上げる心身症は、甲状腺機能亢進症です。

甲状腺と言う臓器がどのような働きをしているか、またその機能が亢進するとはどういうことか?心身症としての甲状腺機能亢進症とは?など分かりやすく解説します。

甲状腺とは生きていくうえで欠かせない甲状腺ホルモンを作るところ!

甲状腺のイラスト(人体)

甲状腺とは、のどのところにある蝶の形をした 内分泌臓器(ホルモンを出す臓器)の一つです。通常は脳からの刺激により適切な量のホルモン(甲状腺ホルモン)がでているのですが、何かしらの理由でホルモンの量が増えたり減ったする事があり、これをそれぞれ、甲状腺中毒症、甲状腺機能低下症といいます。

甲状腺機能低下症・亢進症の原因と症状

甲状腺ホルモンは生きていくうえで欠かせないホルモンの一つで、これが不足すると意欲がなくなったり(うつ病とも間違われます)、代謝が落ちたりします。

逆にホルモンが過剰になると、発汗が多くなったり、動悸がしたり、ひどい場合には意識が混濁したりします。

ホルモンが過剰になるパターンとしては2つあります。

一つは甲状腺が破壊されて、甲状腺内に溜まっていた甲状腺ホルモンが一気に放出されるパターン。

もう一つは甲状腺機能自体の機能が勝手に亢進して(通常は脳からの刺激によって甲状腺の働きは制御されています)、甲状腺ホルモンの産生過多になるパターンです。

ストレスに関係する甲状腺機能亢進症とは?

甲状腺機能亢進症の中でもバセドウ病というタイプはストレスとの関係が非常に多く報告されています。

そしてライフイベントや日常での苛立ちごと、アレキシサイミア(失感情症)などが、病気の発症や経過に影響するとされています。

その発症には大脳、自律神経系(交感神経)、その他のホルモン系などが作用して、最終的には免疫機能の異常を来たし、脳から甲状腺へのホルモン制御機構に異常が生じる事が考えられています。

まとめ

ストレスが関連する甲状腺機能亢進症についてまとめました。

既に甲状腺機能亢進症と診断されている人は、一度自分自身の日常生活でのストレスについて振り返ってみてはいかがでしょうか?

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