過敏性腸症候群に光?低FODMAP食のエビデンス

過敏性腸症候群はストレスだけでなく、生活習慣、特に食事との関連性が良く知られています。

今回はガイドラインにでも取り上げられている低FODMAP食について取り上げます。

低FODMAP食とは?

FODMAPとは、

Fermentable:発酵食品
Oligosaccharides:オリゴ糖
Disaccharides:二糖類
Monosaccharides:単糖類
and
Polyols:ポリオール

の頭文字をとった略称で、 (aだけ、andのaであることに注意!)
小腸内で消化・吸収されにくい糖類の総称です。

そのほか、消化管内に水分を呼び込む性格や、腸内細菌を増やしてガスの発生源となるといった特徴があります。

過敏性腸症候群に対する低FODMAP食のエビデンス

医療においては何事も「科学的」に有効であることが問われます。

この、有用性が科学的に証明されることを「エビデンス(Evidence)」といいます。

過敏性腸症候群に対する低FODMAP食は無作為化比較試験という比較的良いエビデンスがあり、ガイドラインでも取り上げられています。

具体的な低FODMAP食の食事とは?

具体的な低FODMAP食を見ていきましょう。

FODMAPを極力少なめにすればよいわけですから、、、

小麦や砂糖、フルーツやはちみつ、低カロリー甘味料などは当然避けるべき食品です。

また従来、有用と考えられていた食物繊維を多く含むような玉ねぎ・キャベツ・アスパラガスなど、納豆、ヨーグルトなどは、むしろ高FODMAP食となるため、低FODMAP食を目指すのであれば避けたほうが無難です。

では逆に取るべき食材はというと、穀物では玄米・そば・オート麦、鶏肉・魚などのたんぱく質、アーモンドなどのナッツ類などになります。

意外な食べ物が良くて、意外な食べ物が悪い印象ですよね?

また例えば、同じチーズでも種類によって高FODMAPであったり、低FODMAPであったりするので、非常の複雑です。

まとめ

過敏性腸症候群は、もちろん薬物療法も効果がありますが、運動療法や食事療法などの日常生活の工夫もそれ以上に大事です。

今回取り上げた低FODMAP食も一度試してみてはどうでしょうか?

※実施を検討される際には、主治医の先生とよくご相談ください。

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